
プラークの質的コントロールを行い慢性炎症を除去します。
機械的な清掃と、薬による治療を併用することで、短期間のうちに歯周病菌を口腔内から除去し、健康な口腔内の細菌バランスをリセットすることで、薬を使用して、体内の血中歯周病菌を除菌し、1~2週間、薬が効いている間に、口腔内の歯石やバイオフィルム、歯周病菌を徹底的に取り除き、再感染も防止します。
①位相差顕微鏡検査
菌叢(きんそう)の荒れ具合を確認します。
②遺伝子検査(リアルタイムPCR検査)
位相差顕微鏡で確認が困難な歯周病菌を特定し、歯周病菌の比率と数を最大6種類調べることが可能です。PCR検査の結果を元に、予備診査の状態と合わせ、最大の効果が期待できるよう、使用薬剤を選定します。

③TBI(歯ブラシ指導)
つまようじ法のマッサージ効果で歯と歯の間の歯ぐきを強くします。
④スケーリング
特殊な水を使用し、除菌しながら沈着した歯石を除去します。
⑤歯周ポケットの洗浄
歯ブラシでは届かない歯周ポケット内を除菌しながら洗浄します。
⑥3DS(化学的消炎処置)
菌叢の入れ替えと炎症性サイトカインの改善により超短期的消炎が可能です。(サイトカインとは様々な侵襲に対する生体の局所あるいは全身性の反応であり、炎症とは「体の中の火事」)