バイオホライズンズインプラントは20年の歴史を持つインプラントのメーカーです。
生体親和性が高く、骨だけではなく歯肉にも結合し、さまざまなメリットをもたらします。
今回の記事では、バイオホライズンズ社のインプラントの特徴について解説します。
目次
■バイオホライズンズ社のインプラントとは
バイオホライズンズ社は1997年からインプラント製造しています。
レーザー光を表面に照射し、分子間~原子間の結合を瞬時に切断する「レーザーアブレーション技術」が導入されています。
通常のインプラントの表面よりもより細かい溝を作る技術で、これによりバイオホライズンズ社特有の、骨や歯肉とより結合しやすいインプラントという特徴が生まれています。
■従来のインプラントとバイオホライズンズ社のインプラント
◎表面の処理
インプラント体の表面はネジのような形をしています。
この部分が歯肉と結合し、しっかりと食い込むことによってインプラントは天然歯と変わらない力を発揮することができます。
このネジの部分の表面は、形状が荒いほど歯槽骨との結合が起こりやすいといわれています。
バイオホライズンズ社のインプラントは、インプラントの上部2ミリに対しミクロ単位の溝を形成し、歯周組織との結合をより促すものとなっています。
この構造は、拡大率を上げても顕著に見ることができます。
◎歯肉との結合
歯を抜いた部分は歯槽骨が少しずつ下がる傾向があります。
それにともない歯肉も下に下がり、インプラント埋入の後の傷が治癒しても、アバットメントやインプラント体が見える状態となってしまうリスクがありました。
バイオホライズンズ社のインプラントは、歯槽骨だけでなく歯肉との結合を促し、根尖方向に組織が下がっていくことを防ぐ効果があります。
歯肉がしっかりとアバットメント付近に付着し、歯周ポケットが浅くなるという研究結果もあります。
この「歯肉との結合がみられるインプラント」はバイオホライズンズ社のレーザーロックインプラントのみとされています。
■具体的なメリット
◎細菌感染の防止
歯肉がしっかりとアバットメント周辺と結合していることにより、間から汚れが入りにくくなります。
これにより細菌感染のリスクを減らすことができます。
インプラント周囲炎とは、インプラントの周辺に細菌が侵入し、炎症を起こすことによって発症しますが、歯肉の組織がしっかりと結合していると、これが起こりにくくなります。
◎見た目が良い
バイオホライズンズ社のインプラントは、骨や歯肉との結合が良いため、歯肉や骨が下がり、金属部分が露出することを避けられます。
せっかく天然歯により近い見た目を持つインプラント手術を選択し、審美面のメリットを受けようと思っても、金属が露出していては効果が半減してしまいます。
バイオホライズンズ社のインプラントは通常のインプラントよりもこの金属の露出を防ぐ効果が高いです。
【結合力、見た目のメリットが大きいインプラント】
バイオホライズンズ社のインプラントは、結合力が高いことがメリットです。
またこの結合力を歯槽骨だけでなく歯肉にも広げることによって歯周組織が下がって金属が見えてしまうという審美面の問題がより起こりにくくなっています。
歯肉への結合を認められた唯一のメーカーであり、歯科医師など専門家だけでなく患者さんからも高い評価を得ています。
インプラントを入れたいけど、歯周病や細菌感染が心配、骨や歯肉が下がってきて金属が見えるのは嫌だと考える患者さんには、ぜひバイオホライズンズ社のインプラントおすすめします。
インプラント治療をご検討中の方はぜひ1度当院にご相談ください。