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インプラントの寿命はどれくらい?


インプラントは他の補綴物とくらべて長持ちする治療方法です。

インプラントの寿命はどのくらいなのでしょうか。

他の補綴物との比較と、寿命を延ばすために大切なことについて解説します。


■それぞれの補綴物の寿命


◎入れ歯の寿命

入れ歯の寿命は平均的に4~5年程度といわれています。

入れ歯は大部分がプラスチックでできているため、吸水性があり、その分劣化も早いです。

クラスプも変形しやすいので、補綴物の中では寿命が短い方です。


◎ブリッジの寿命

ブリッジの寿命は平均7~8年程度といわれています。

入れ歯より長持ちですが、時間が経つにつれ、橋をかけるようにしている左右の歯がむし歯になったり、被せ物との間に隙間ができたりするリスクが上がります。

基本的には寿命が近くなると作り変えが必要になります。


◎インプラントの寿命

インプラントの寿命は90%以上の方が10年以上使えるといわれています。

中には40年以上持ったインプラントもあるとされています。

他の補綴物にくらべて寿命が長いため、価格と照らし合わせてもコストパフォーマンスが良い治療法です。 


■インプラントの寿命とは


◎インプラントの寿命の鍵はインプラント体

インプラントはインプラント体、アバットメント、人工歯の3部構造になっています。

連結部であるアバットメント、上部構造である人工歯は、破損があっても基本的に取り替え、修理が可能ですが、インプラント体が破損すると再手術が必要となります。

そのため、インプラントの寿命はインプラント体が脱落した時となります。


■インプラントの寿命を伸ばすために


◎インプラント周囲炎にかからない

インプラントの寿命を縮める原因としてあげられるのがインプラント周囲炎です。

インプラントには、天然歯と違い、歯根膜という膜がありません。

この膜は、噛む力がかかる時のクッションとして機能しています。

また炎症が起こった際、歯槽骨に炎症が急速に波及するのを防ぐ役目もあります。

インプラントには歯根膜がないため、炎症が急速に伝わり、波及するという特徴があります。

これをインプラント周囲炎と呼びます。

インプラント周囲炎にかかると歯槽骨が吸収し、インプラントの早期の脱落につながります。

インプラント周囲炎を防ぐには、歯周病を防ぐのと同じように、丁寧な清掃が大切です。

ご自宅での清掃だけでなく、歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けましょう。


◎噛み合わせなどの微調整をかかさない

特に歯ぎしり・食いしばりがある方は注意が必要なのですが、噛み合わせで強い力がかかっている場合も、インプラントの早期脱落につながります。

また、インプラントは口腔内で動くことはありませんが、噛み合っている天然歯への力のかかり具合によって移動します。

歯科医院に定期的に通い、噛み合わせのチェックを受け、微調整を欠かさないようにしましょう。

インプラント自体のネジがゆるむこともあるので、そこも合わせてチェックしてもらいましょう。


◎できれば禁煙がベスト

インプラントを埋入している方は禁煙がベストです。

喫煙していると口腔内の血行が悪くなり、免疫機能が落ちるため、細菌感染を起こしやすくなります。

また、喫煙者は炎症が進行しても自覚症状が出にくいという特徴があり、気付いた時には重度の炎症となっているケースもあります。

インプラントを入れている方は、禁煙がベストです。


【インプラントの寿命は10年以上】


インプラントの寿命は10年以上が一般的です。

他の補綴治療とくらべ長持ちなので、コストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

また、インプラントの寿命を伸ばすには、丁寧な清掃と調整が必要です。

喫煙されている方は禁煙がベストです。

インプラントの寿命について知りたい方はお気軽にお問い合わせください。



山田歯科
歯科医師
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