こんにちは😃
本日は当院の5つのポイントと流れを説明いたします。
ステップ0・免疫力アップ、食生活、生活習慣の改善
歯科と食育
栄養バランスを考えた旬の食材をどのようにお口に取り込み、味わい豊かに食べるか。
よく噛んで食べる習慣を身につけそれを維持するために自分の歯で何でも噛めるようにしておくことが大切です。(しっかり噛める奥歯が必要)
豊かで健全な食生活を実施し、お口の健康から生活習慣病まで防ぐことができます。
脳卒中、気管支炎、肺炎、心臓病、糖尿病、早産・低体重児出産など
これらは歯周病と密接に関係しており、予防・悪化を防ぎます。
お口の若さを保つことが体全体の若さを保つことにつながります。
ステップ1・細菌のコントロール
第1ステップは悪さをする細菌を極力減らすための口腔内クリーニングをします。
必要があれば抗菌剤、抗生物質の投与を行います。
お口の中の歯石汚れは歯ブラシでは落とせません。
専用の機械を使って取っていきます。歯石はただの汚れの塊ではなく、歯周病の原因である細菌のすみかなのです。それをそのまま放置しておくと歯周病で歯が抜けてしまう場合があります。
歯周病の進行度によってクリーニングの回数が異なります。
軽度の場合・歯ぐきの上の柔らかい歯石を取ります。
中度の場合・硬い歯石を取ります。
重度の場合・歯ぐきの中の深い部分も歯石を取るため麻酔をし、歯茎を切開し、目視できる状態で歯石を取りの除きます。
酷くなってから治療をすると金銭面や、身体的負担になりますので早めに受診をするようにしてください。
当院では外科的な歯周再生治療も行っています。
また自費にはなりますが虫歯菌・歯周病菌の遺伝子検査も行えますので、菌名と数を特定しその菌に効く薬を内服、除菌して歯を抜けなくするよう、予防もやっています。
詳しくは医師・スタッフまでお尋ねください。
ステップ2・力のコントロール
局所的な免疫を低下させ歯周病を悪化させる大きな原因の一つが歯にかかる咬み合わせの異常な力です。
これをコントロールすることにより歯周病の悪化を防ぐことが出来ます。
方法1・咬合調整
咬み合わせのバランスが崩れ、特定の歯が強くぶつかっている場合、バランスを取るために咬み合わせ面を少し削ったり、足りない所に足したりします。
方法2・スプリント(連結固定)
歯周病が進行して、単独の歯では動揺(歯がグラグラすること)が大きく、食べ物を噛むといった機能が果たせないばあい、何本かの歯を繋ぐことで機能するようにします。
方法3・ナイトガード
『歯ぎしり(ブラキシズム)』は、無意識も中での生体反応ですので、私たちに出来ることは、その無意識の反応から抵抗をする事しか出来ません。そこで上の歯列に『ナイトガード』というカバー(透明のマウスピース)をして就寝します。『歯ぎしり』による歯にかかる負担を軽減します。
方法4・矯正
矯正で歯並びが綺麗になり、咬み合わせが整う事によってご自身でのケアがしやすくなります。
ステップ1の細菌のコントロールをするうえでもう一つ重要なのがご自宅のケアです。
当院では歯科衛生士が一人ひとりに合わせたケアの方法と清掃用具をご提案します。
歯や歯肉の状態にあわせた歯ブラシ、補助清掃用具で毎日プラークをしっかり落とすことにより歯石を予防します。
方法5・インプラント
患者さんの状態によっては歯の欠損部分にインプラントを提案させていただきます。
欠損した部分にインプラントを埋入することによりしっかりかむことができれば美味しく食事もでき、咬み合わせも安定することにより状態の悪化を防ぎます。
ステップ3・清掃性の確率、磨きやすさ
こだわりの補綴物(詰め物・被せ物)で清掃性の確率
当院では清掃性にこだわった補綴物をお作りしています。
清掃性とは、当て入れのんしやすさのことです。
金属を使わないセラミックだけでできた被せ物で口腔内を清潔に保ちやすくなり、より自然な色合いと形を再現し金属アレルギーの心配もありません。
長年の使用にも変色せずに健康な白い歯の輝きで天然歯のような美しさを保ちます。
歯周外科手術で磨きやすく
歯肉は遊離歯肉、付着歯肉、歯槽粘膜歯肉の3種類に分類できます。この中で最も大切なのは歯周病の進行を防いでくれる付着歯肉です。しかし、付着歯肉はもともと3mmほどしかなく、過剰なブラッシングによって退縮し、なくなってしまうこともあります。
歯周病の患者さんにもし付着歯肉がなければ、どんなに日常的にブラッシングを行っても歯周病の進行を止める事は困難です。遊離歯肉移植とは付着歯肉を上顎の内側の豊富にある場所から獲得して、歯周病でなくなってしまった患部に移植する手術です。
この手術により新たに付着歯肉が再構築され、プラークコントロールがしやすくなり、審美性の回復も期待できます。
ステップ4・審美
当院ではホワイトニングを強化しています。
〜白い歯でキレイと元気のために笑顔を〜
歯の色は見た目の印象に非常に大きな影響を与えます。
歯を白くするにはいくつかの方法があります。
1ホワイトニング剤で歯を白くする
☆被せ物を使用したりせず、歯の表面に薬剤を塗布するので自分の歯を削ることなく白くできます。
☆使用するホワイトニング剤の主成分である過酸化水素は米国食品医療薬局(FDA)でも安全が保障されており、安全性については問題ないといえます。
☆ホワイトニングを行う回数や期間によって、ある程度の希望の色(明るさ)に調整することができます。
☆ラミネートベニアやセラミッククラウンなどの治療と比べて、治療費を抑えることができるので経済的です。
2人工の歯で白くする
☆ラミネートベニア
☆セラミッククラウン
ステップ5・メンテナンス
最後にメンテナンス(定期検診)についてお話しします。
〜治療の成功は長期にわたり健康な状態が維持できること〜
発症しないように歯周病・虫歯をトータルで予防し口腔の健康から全身の健康を増進するリスクコントロールのため受診をお願い致します。
当院では3DS除菌を行っております。
3DSは虫歯や歯周病の予防効果を高めるために行う予防歯科治療です。
専用のマウスピースに薬剤を注入して装着することで、虫歯菌や歯周病菌に直接作用させて除菌し、悪化させる要因である歯垢の定着を集中的に抑える治療です。
4つの利益をもたらします。
1痛みがなく精神的、肉体的なストレスを少なくできる。
2治療期間、来院回数を減らせる。
3虫歯、歯周病再発への不安・恐怖の軽減。
4全身の継続的な健康管理ができる。
以上が当院の5つのポイントと流れになります。
気になることなどございましたら気軽にスタッフにお声掛け下さい。