岩倉市東町仙奈24

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タバコと歯

前回はお酒のお話だったので、今回はタバコです。
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喫煙される方は、どうしてもタバコの匂いやヤニがついてしまいます。
それだけでなく、歯周病にかかりやすく、ひどくなりやすいのです。

しかも、治療を始めても歯肉の治りはあまり良くない・・・。せっかく治療した後も、残念ながら喫煙者の歯肉は再び悪くなっていく傾向にあります。

それはなぜか?
たばこの煙に含まれる「一酸化炭素」は、組織への酸素供給を妨げてしまいます。また、「ニコチン」は一種の神経毒で血管を縮ませてしまうので、身体が酸欠・栄養不足状態に!
身体を守る免疫機能も狂わせるので、病気に対する抵抗力が落ちたり、アレルギーが出やすくなってしまいます。さらに、傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きまで抑えてしまうので、手術後の傷が治りにくいのです。

たばこは、身体にはもちろん悪いですが、まわりまわって歯にも悪影響を与えます。
しかし!!禁煙すれば、この危険性は下がっていきます!!
「歯周病にかかりやすさ」は4割減にも!術後の経過も、たばこを吸わない人とほぼ差がなくなります
たばこはこれからお財布にも厳しくなりそうですし、禁煙チャレンジしてみませんか?!
山田歯科
歯科医師
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